意外と知られていない地方競馬の魅力を徹底解説

2種類の競馬を楽しむ

日本の競馬には、JRAが主催している競馬と、各地方が主催している地方競馬の2種類の競馬が運営されています。JRAの競馬は毎週土日に開催されていますが、地方競馬は元旦から大晦日まで、いん本全国どこかの競馬場で毎日開催されています。地方競馬場は、北は北海道(帯広、旭川)、盛岡、首都圏では東京、埼玉、千葉、南は高知、佐賀などにあります。これらのエリア以外にも、兵庫県、愛知県など、各地に独自のコースを持った競馬場があります。地方競馬の馬には2種類の馬がいます。ひとつは、地方競馬でデビューして、その競馬場を中心に活躍している馬で、もうひとつは、JRAの競馬で走っていて、後に転入して地方で走る馬です。地方に転入する馬の中には、JRAで人気だった馬もたくさんいます。

今は廃止されてしまいましたが、むかし山形県にあった上山競馬場に、JRAで入っていて、重賞も勝ったことがあるツインターボという馬が転入してきました。とても強い逃げ馬で、上山でもファンをうならせる強さを見せ付けていました。最近では、同じくJRAでクラッシック候補馬とされて大人気だったモノポライザーという馬が佐賀競馬場に転入して、超快速ぶりを披露して、デビューから無傷の8連勝を達成しました。競走馬は地方競馬からJRAに転入するといったケースもあります。競馬ブームを作ったオグリキャップがその代表格です。中部地方にある笠松競馬場でデビューした無敵のオグリキャップは、JRAに転入してからも勝ち星をかさねて、レースの最高峰である「G1レース」を獲得するにまで出世しました。

力が衰えて引退することが決まり、その引退レースとなった有馬記念で奇跡の勝利を飾ったことは、伝説の感動レースとして競馬の歴史を刻んでいます。また、さらに古くには、東京の大井競馬場に所属していたハイセーコーという馬がJRAに転入してきて、クラシックレースの主役となり、なんとハイセイコーを称えたレコードまで発売されました。こうしたJRAでは見られなくなったスターホース、将来、JRAで活躍しそうなスターホースを見られることは、地方競馬の魅力のひとつです。

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